沖縄情報局

沖縄の観光・移住・生活情報をお届け

人の10倍の牛がいる島「黒島」

黒島

人口約210人に対して10倍以上の2800頭の牛がいるのが黒島です。キレイな海と最高の青空、のしのし優雅に歩く牛、それだけですが「何もないことがどんなに良いことか」教えてくれるのもこの島の特徴です。

黒島は自転車で島1周1時間ほどととても小さな島です。島には約3000頭ほどの牛がおり、見渡す限り牛!海!青空!平坦な地形と信号も横断歩道もない黒島は牛を育てるのにとても適しています。その景色は八重山諸島の中でも1位、2位を争うほどののどかさです。

東筋集落から黒島港までの道は「日本の道100選」にも選ばれており、昔ながらの景色が残るその道は歩いていると時間を忘れてしまいます。

沖縄以外の県から行く方は一旦沖縄本島の那覇空港を目指し、那覇空港から石垣島へ飛び、新石垣空港から石垣港離島フェリーターミナルまで路線バスで移動し、石垣港離島フェリーターミナルから高速船またはフェリーで黒島へ移動します。

石垣島からフェリーで約30分ほどで黒島に着きます。竹富島に比べると便数は多くないため、事前に調べて予定を組んでから行く事をおすすめします。

島内での足はレンタルサイクルかレンタルバイクのみで、レンタカー・タクシー・バスはありません!。

なだらかで平坦な地形なのでスピードの出るバイクも気持ちいいと思いますし、のんびりゆったり走れる自転車も良いと思います。ただ夏は直射日光が厳しいので、日焼けしたくない人はバイクの方がいいかもしれません。黒島港の目の前にレンタルサイクル&レンタルバイクのお店が1軒だけあるのでそちらを利用してください。

牛

黒島名物にもなっているたくさんの牛はある程度大きくなると日本全国へ出荷され、やがては「黒毛和牛」の最高級品になります。そんな牛たちが青々とした草を食べ、雄大に寝そべる姿は微笑ましく、私たちの心を落ち着かせてくれます。

また毎年2月には「牛祭り」という島総出のお祭りが開催され、全国から人が集まります。抽選会で1等がもらえる商品はまさかの「牛一頭」祭り当日は高級牛を余すことなく使った牛料理が楽しめるので、日程を合わせて行ってみるのも楽しいと思います。

民宿 あ~ちゃん 料金:1名1泊2食付5500円~ 素泊まり3500円~

海人経験もあるおじーが最高!の民宿あ~ちゃんは、日焼け肌がステキなスキンヘッドの…とここまで聞くと強面?と思いますが、その笑顔はとろけそうなほどのにっこりスマイルで癒されること間違いなしです。

食べたいものをリクエストすると可能な限り対応してくれたり、一緒に釣りに連れていってくれたり、とにかく優しいんです!思わず「いいから受け取ってくれ!」とチップを渡したくなるその人柄に惹かれて、何度も訪れる人もいるんだとか。夜の宴会で仲良くなった暁には、帰りたくないと子供のように駄々をこねてしまうかも?

黒島

黒島の魅力は何よりも島民にあります。

小さな島には観光資源も少なく有名な場所もほとんどありませんが、八重山諸島の中で1番に人の温もりを感じられる場所です。その魅力に惹かれ移住してきた人も多く、決して多いとは言えない住民たちで協力しながら今日も伝統と自然を守っています。

実は筆者も黒島に移住したいと思うほど、黒島の人々に魅せられています。見返りを求めず、人を喜ばせることが大好きな島民たちからは学ぶことがたくさんあります。喧噪の中で暮らしていると他人を思いやることすら忘れてしまいますが、黒島全体がそれを思い出させてくれます。

黒島

ド――――――――ン!!

黒島の景色

建物自体も多くなく、高い建物がない黒島の海から見る空はこんなにも美しいです。汚れを知らない透明の海が跳ね返す太陽は幻想的で、衝撃度バツグン!

石垣島と西表島に挟まれるような場所にある黒島には「石西礁湖」という日本最大級のサンゴ礁もあります。カラフルな熱帯魚に人懐っこいウミガメ、季節によって会うことの出来るマンタやサメなど、島の外も中も私たちを癒してくれるもので溢れています。

ヤドカリ

ハイブランドの洋服も高級腕時計も、どんなに早く走る車も決して人の心を満たしてくれるわけではありません。今日食べる分の命を必要なだけ頂いて、感謝しながら味わい、そして明日もまた自然と共に生きる。その大切さを黒島が、島民たちが、言葉にせずとも教えてくれます。多感な時期のお子様を連れて、本来あるべき人の姿を教えるにはもってこいの場所です。その中で教える立場から教えられる立場に成り得るのがこの島の面白いところです。