沖縄情報局

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沖縄でゆいレールを使って楽しく観光しよう!儀保駅、首里駅

ゆいレール

沖縄で唯一の列車である「ゆいレール」の各駅の観光スポット、見どころをご紹介しています。那覇空港からスタートして今回はいよいよゴールに到着です。13駅目儀保駅、終点首里駅には何が待っているのでしょうか。

13駅目儀保駅のホームも眺めがよく、沖縄が誇る世界遺産「首里城公園」のひとつ前とあって、首里城が見えるポイントもあるそうです。

さて、沖縄には多くの英傑が歴史に名を残していますがその中の一人の生誕の地があります。琉球古典劇「組踊」の創始者で「劇聖」と称される玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)です。朝薫は琉球王朝に使える役人であり、劇作家、演出家でもあり非常に多才な人物でした。

もともと芸術的才能にも恵まれて、早くから音楽を学び、照喜名聞覚(琉球三線奏者)と双璧といわれるほどの技能をもっていました。官僚としても有能で各役職での働きに目を見張るものがあり、行政官・外交官として多くの難問題の解決にあたり、尚寧王から二度表彰状が下賜され、その昇進ぶりはめざましかったと伝えられています。

1715年と1718年に2回踊奉行に任ぜられ、沖縄独特の楽劇「組踊」を創作しました。組踊は琉球の「故事」歴史物語をもとに冊封使を歓待するために、玉城朝薫がはじめてつくった歌舞劇です。玉城朝薫の功績を称え「劇聖」とされています。

生誕の地には石碑が加良川沿いにひっそり立っています。朝薫はこの川で産湯を浴びたとも伝えられています。

行ってみれば有能な玉城朝薫にあやかれるかもしれません。お墓は浦添市にあり、浦添市指定史跡になっています。

英傑の生家跡がもう一つあります。当代一の国際感覚を持った政治家であり、有名な歌人でもあった宜湾朝保です。

明治初期、琉球王朝が廃されて琉球藩となった時に東京に出向き受託したのが行政の最高責任者の職にあった宜湾朝保です。「琉球が生き延びる唯一の道は日本の一部になることだ」と考えていたため、反感を買い職を追われることになり、ほどなくして死去。その三年後の1879年、琉球王国は沖縄県になりました。結果的に沖縄が近代化するための扉を開けることになったのです。琉球の五偉人の一人に数えられています。

首里城

「首里駅と名前がつくくらいなんだからあの世界遺産首里城公園はすぐそこなのよね!?」と思っている方が多いと思いますが…実は首里城の最寄ではないのです。行けないこともないのですが歩いていくと「かなり遠い」と感じる人が多いです。

この駅から首里城行きのバスも出ていますし、タクシーでワンメーター程度で行けるようです。特に暑い夏は徒歩はやめておいた方がいいでしょう。「首里城にはひとつ前の儀保駅の方が近い」という声も聞かれますが首里城は広いので見る場所によっては首里駅の方が近い場所もあります。

首里駅から近いスポットの一つに「継世門」があります。「継世門」は首里城のちょうど裏側です。

違う角度から見てみるのもまた違った楽しみがあります。近くには伝統的な製造法を守って作る泡盛や古酒を製造販売している瑞泉酒造があり、試飲や工場見学ができます。

その他にも神が下りるパワースポットとして知られる大アカギのある内金城嶽(うちかなぐすくたき)もあります。

また琉球王朝の栄えていた在りし日にタイムトリップ出来そうな緩いカーブを描く「首里金城町石畳道」などの見どころがありますよ。

石畳 今のところゆいレールの終着駅となっている首里駅ですが浦添市まで伸びる予定もあるそうです。渋滞いらずのゆいレールで移動できる範囲が広がれば嬉しいですよね。ゆいレールで楽しく観光しようのシリーズはいかがでしたか?あまり知られていないけれど見どころのある場所もたくさんありますのでお得な一日乗車券を使って自由気ままに観光してみてくださいね。