
沖縄にきたらレンタカーを借りるのが当たり前みたいになっていますが、レンタカーを借りずに観光することも出来ます。沖縄の公共交通機関、バスとゆいレールを使うのです。今回は沖縄の公共交通機関「ゆいレール」を使って那覇市内を楽に観光する方法をご紹介します。
沖縄の唯一の鉄道・ゆいレールとは
2003年に開業した那覇空港と首里城を結ぶ沖縄唯一の鉄道です。ゆいレールの駅と那覇空港は2階連絡通路で直結しており、到着後すぐに市内観光やホテルに行けるので使い勝手が良く、とても便利です。
ゆいレールの楽しみ方~那覇の景色を楽しみながら世界遺産を目指す
ゆいレールの特徴はその高さです。モノレールなので地上8メートルから20メートルの高さのところを走行するので眺めが良いのです。「走る展望台」の異名を持つほどです。街の様子を眺めることも出来ますし、少しですが、駅によっては沖縄の青い海も見えますし、夕方になれば夕日や夜景も楽しめます。おまけに朝夕のひどい沖縄の渋滞に巻き込まれる心配もありません。
沖縄が初めてなら、お得なフリー乗車券を買ってのんびり那覇空港から景色を楽しみながら沖縄が誇る世界遺産・首里城に行くコースもおススメです。
那覇空港から一駅ずつ、おススメスポットをご紹介していきますのでゆいレールでの観光の参考にしてください。
フリー乗車券の運賃大人 | 小児 | |
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一日乗車券 | 800円 | 400円 |
二日乗車券 | 1400円 | 700円 |
フリー乗車券は、自動券売機で発行したとき又は駅窓口で発行したときから、一日乗車券は24時間、二日乗車券は48時間有効です。
1駅目【赤嶺駅】「ウミカジテラスへ」のシャトルバス発着場
日本最南端の駅としても知られている駅です。また沖縄で今話題のショッピングモール「瀬長島ウミカジテラス」へのシャトルバスの発着場所でもあります。海を見渡せて斜面に立ち並ぶ白い建物がおしゃれで絶好のフォトスポットとしても注目されています。
沖縄グルメ、ファッションが集結し、イベントも日替わりで開催されていて一日いても飽きないとか。「瀬長島ウミカジテラス」への道は一本道で渋滞が発生しやすく、次の予定に影響が出ることもありますので時間に余裕を持って行くようにしましょう。
最寄りのホテル2駅目【小禄駅】イオンモールとラーメン店などの飲食店がある駅
イオンモールと直結していて便利です。旅に必要な日用品を買ったり、ご飯を食べたりちょっと休憩するのにも良い場所です。
また駅周辺にはラーメンや定食のメニューが豊富でおいしいと評判のラーメン店「あけぼのラーメン小禄店」、博多ラーメンがおいしいと評判の「暖暮 那覇小禄店」などちょっとした飲食店もありますので沖縄そばいがいの麺類が食べたくなったときにおススメです。
最寄りのホテル3駅目【奥武山公園駅】パワースポットとスタジアムがある駅
奥武山公園駅から徒歩10分ほどのところに、琉球八社のひとつ「沖宮(おきのぐう)」があります。1400年代の創建とされながらもいまだにハッキリとしたことはわかっていませんが、航海安全の神として古くから琉球の王族をはじめ、多くの人たちから崇拝されてきました。
近年はパワースポットとしても名が知れて多くの人が訪れています。山の上にあり、階段が多いので疲れていないうちに訪れるのがいいでしょう。山頂からの眺めも楽しめます。沖宮の奥には日露戦争以降に戦死した英霊を祭っている沖縄護国神社があります。巨人軍キャンプや公式戦が行われる「沖縄セルラースタジアム那覇」もすぐそばです。
最寄りのホテル那覇空港から赤嶺駅、小禄駅、奥武山公園駅の観光、おススメスポットを紹介してきました。沖縄はまだ名前が知られていない見所が沢山あります。あまり知られていない駅で下車して探検してみるのも面白いですよ。