
沖縄には独特の方言があり、標準語とは全く違う表現をする場合もあります。同じ日本国内の引っ越しなので話せなくても問題はありませんが、方言を覚えておくと地元の方との距離が一気に縮みます。今回は覚えておいて損無し!の方言をご紹介します!
ラフに使える相槌方言「だからよ~」
「今日も暑いね~」「だからよ~」この「だからよ~」どんな意味だと思いますか?会話の中での出没率はかなり高く、旅行で何度も沖縄へ来ている人や沖縄に友達がいる人は聞き覚えがあるかもしれません。
「だからよ~」というのは「そうだね、そうなんだ~」という感じでラフに使う方言です。目上の人に使うのは失礼になる場合もありますが、比較的どんな関係でも使える覚えておいて損無しの方言です。
ん?一瞬不思議に思う「~しましょうね」
例えばスーパーに行って店員さんに「袋に入れましょうね~」と言われたりします。この「~しましょうね」は同意を求めているのではなく、標準語にすると「~しますか?、~しますね」といった感じになります。
この方言もラフに使われることが多いですが、その言い回しから聞き慣れないと一瞬「???」となってしまうことが多々あります。
「ハンコを押しましょうね~」というのはあなたがハンコを押すのではなく「ハンコを押しますね~」という意味です。
「失礼しましょうね~」というのはあなたが失礼するのではなく「失礼しますね~」という意味になります。
聞き分けられるようになり、更に使い分けられるようになれば地元の方との会話がスムーズになるので、ぜひ実践で試してみてください!
びっくりしたら「アガッ!」
この「アガッ」は本島・離島問わずに使うことが多い方言です。何かを見たとき、何かを知ったとき、何かに出会ったとき、まず最初に「アガッ」が出ます。
標準語で言う「え?!」とか「は?!」と同じです。その後に続く方言もありますが、場所によって違うのでびっくりしたときに「アガッ」が出てしまったら、あなたはもう立派なウチナンチュです。

そっちじゃないよ!と言いたくなる「クーラーが逃げる!」
冷房や暖房を付けているときに窓やドアを開けていると「冷気が逃げる!クーラー付けてるのに!」というのが標準語です。ところが沖縄の方言では「クーラーが逃げる!」と言います。
一瞬「え?クーラーは逃げないよ!」と言いたくなりますが、そんな時は窓やドアを素早く閉めましょう。
標準語の言い方ではニュアンスによってきつく聞こえてしまう時もあると思いますが、沖縄の方言なら柔らかく聞こえるのでぜひ身に着けたいです。
待ち合わせで「今から来るよ!」
沖縄が地元の友達が出来て待ち合わせしているとき「今から来るよ!」と言われたら「誰が来るの?」ってなってしまいます。
この方言を標準語にすると「今から行くよ!」になります。沖縄の方言の言い方と標準語では真逆なんですね。
これは聞き分けられるようにならないと「どっち?!」ってパニックになることが多々あります。
標準語でまじ?ちょー!は沖縄の方言で「でーじ」「しに!」
若者もおじいやおばあも「でーじ暑い」「しに大変!」といった風に日常会話の中でかなり頻繁にこの方言を使います。
これを標準語にすると「まじ暑い」「ちょー大変!」という風になりますが、このでーじやしに、挙げたらキリがないほどバリエーションがあります。地元の人でも「ん?!」ってなることがあるみたいなので、ニュアンスで理解するのがおすすめ!
沖縄の方言を覚えて真のウチナンチュになろう!

沖縄に移住したらどんなに人見知りの人でも、買い物や職場の人とは会話をする機会があると思います。方言だけを覚えてもイントネーションが分からないと伝わらないこともありますが、言い方や言い回しをよく聞いてるとすぐに覚えることが出来ます。
言葉は大切なコミュニケーションの1つなので、たくさん方言を使ってホンモノのウチナンチュになりましょう!