沖縄情報局

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沖縄へ移住するのにオススメな地域

沖縄本島は、南部・中部・北部の3エリアに分けられ、それぞれの地域に特色があります。移住後の暮らし方のイメージに合った地域を選ぶことが、移住成功のカギになります。

お家

沖縄は、豊かな自然に囲まれた島です。ですから、海・山・自然に魅せられて沖縄移住を決めた人も多いです。でも、理想の“ナチュラリスト”の暮らし方と、現実の暮らしの間には、全く違うということを知っておかなければいけません。

悠々自適のナチュラリストが実現できるのは…

自給自足の生活を目指すために沖縄移住を計画する人が、必ず直面する現実というのが、厳しい沖縄の自然環境です。

湿気が凄すぎる

高温多湿の沖縄では、年中湿度が高いです。特に、五月初旬から1か月ほど続く梅雨の期間は、十分に対策をしていたとしても、カビや湿気の被害が出てしまうほどです。一年通してみても、東京の梅雨時期の湿度よりも高いのが沖縄。そのため、移住一年目に体調を崩してリタイアしてしまう人も少なくありません。

台風が凄い

沖縄にとって台風は、渇水対策として必要不可欠なものです。とはいえ、直撃すれば、相当な被害が出ます。特に、例年農作物への被害は深刻です。

スコールが凄い

たとえ晴れていたとしても、突然、スコールのような激しい雨が降るのが沖縄の特徴です。しかも、その雨量は想像以上の為、これまでも、川の増水による死亡事故や、水没被害が何度も起こっています。これも、住まい選びの注意点です。

基本的に仕事がない

都心部に仕事が集中しているというのが、沖縄の現状です。海沿いは、すでに多くのダイビングショップが全島各地にありますし、観光客目当ての商売を始めても、基本的に人が出歩かないという地域も多くあります。

さらに、台風シーズンになると、自然環境が豊かな地域ほど停電が起こりやすく、地域によっては、復旧までに数日かかることもよくあります。この点も、都市部での生活とは大きく異なる点です。

生活

沖縄での暮らしは、予想以上にハプニングが多いのが現実です。しかもその大半が、自然環境によるものなので、その時々に対応も変わってきます。ですから、沖縄での暮らし方の理想を追求し過ぎると、かえって大変なことが起こります。

本土での生活をベースに沖縄で暮らすなら

基本的に、沖縄にいる限り、中心地といわれる那覇市内で生活していても、慌ただしさを感じることはありません。

歩くスピードも、本土の人と比べるとかなりゆっくりですし、通勤にモノレールを使ったとしても、駅のホームが混雑して窮屈な思いをするということもありません。もちろん、車社会ですから車での混雑は激しいですが、これも、常にパターンが決まっていますから、回避することもできます。

ですから、極端に暮らし方を変えなくても、十分沖縄らしい生活を楽しむことが出来るのが、沖縄移住の魅力にあります。

ゆっくりと沖縄の暮らしになじんでいこうと思うなら、「那覇市」「浦添市」がおすすめです。

那覇市でおすすめのエリア

那覇市でスローライフを楽しみたいなら、【新都心】【松尾】【泊】がおすすめです。新都心エリアは、高層マンションや新築物件も数多くあり、大型ショッピングセンターや総合病院なども徒歩圏内にすべて集中しています。

松尾エリアは、車を持たずに暮らしたい人におすすめです。モノレールの駅が周辺に3か所ありますし、国際通りを含むエリアのため、バスも市内線・市外線ともに便利です。県庁や市役所、デパートなども徒歩10分圏内ですから、非常に便利です。

泊(とまり)エリアは、新都心エリアに隣接している地域で、閑静な住宅街というイメージです。非常に歴史のある地域で、大きな住宅も多いです。特に子育て環境には恵まれており、県内でも有名な産婦人科や小児科、保育園から小学校、学童などがコンパクトにまとまっています。

しかも、積極的に地域が子育てに関わる地域ということもあって、移住組にとってはかなり恵まれた環境といえます。ただ、通勤時間や土日の渋滞は避けられません。

浦添市でおすすめのエリア

浦添市は、那覇市に隣接していることもあって、ファミリー世帯に人気のエリアです。特に、新都心まで徒歩でアクセスすることが出来る【宮城】は、昔から人気のあるエリアです。

ただし、人気のエリアというだけに、家賃が若干高めなのが注意点です。また、基本的に浦添市の場合は車が必要となりますので、駐車場付きの物件を探す必要があります。そのため、駐車場代を含めた家賃として、6~8万円台が一般的になっています。

南国リゾートでの暮らしを手に入れるなら

せっかく沖縄に暮らすのなら、やはり海のそばでの暮らしというのも捨てがたいものです。とはいえ、観光ではなく移住ですから、ある程度の利便性は確保したいところです。

その点を踏まえると、【北谷町】【読谷村】がおすすめです。

北谷町でおすすめのエリア

北谷町は、外人住宅が多いこともあって、街全体の印象に特徴があります。特に、【北谷】【美浜】【浜川】と呼ばれるエリアは、外国人が多く住んでいるため、異国情緒たっぷりです。ただし、外人住宅は非常に人気があるため、良い物件に巡り合うまでには多少時間がかかります。

最近では、北谷町役場周辺の開発が進み、高層マンションの建築ラッシュが起きています。こちらも、眺望・利便性に優れているところから、移住者だけでなく地元住民からも人気があります。

読谷村でおすすめのエリア

日本で最も人口が多い村としても有名な読谷村は、ここ数年、開発が進み、利便性の面がかなり改善されてきています。とはいえ、村全体は昔の沖縄の原風景がそのまま残っているところも多く、全体的にはゆったりとした雰囲気があります。

村内は、コミュニティバスが運行されているため、村内の移動であれば、車がなくてもそれほど不便を感じることもないようです。

また、この地域は昔から「読谷山焼陶芸」が盛んな地域でもあるため、若手の陶芸作家も数多く活動しています。陶芸や沖縄の自然に魅力を感じる人には、おすすめの移住エリアです。

地震や津波対策としての移住を希望するのなら

沖縄本島では、約80年近く震度5以上の地震が起きていません。そのため、地震が少ないことが魅力で移住を決意する人も少なくありません。とはいえ、周囲をすべて海で囲まれている沖縄ですから、津波の被害を不安視する人も多いはずです。

この点をクリアした地域として人気なのが、沖縄本島北部にある「本部町」です。

本部町は、沖縄美ら海水族館がある街としても有名なのですが、実は、海から近い場所でも比較的海抜が高いという点が注目されています。というのも、険しい山のふもとに海と住宅地があるため、津波が起きたとしても、すぐに山へ避難することが出来るのです。

さらに、本部町から橋を渡った瀬底島では海抜40m、八重岳の近くにある辺名地では海抜85m、山里では海抜105mの場所に避難所として指定されている公民館があります。こうした点も、暮らしていくには安心につながります。

ただし、こうした地域に賃貸物件はありませんので、実際に移住するまでは、かなり時間がかかるようです。その他にも首里もオススメです。首里は海抜約100m程度の高台に位置し、ゆいレールも通っているので利便性も悪くありません。

シーサー

いずれにしても、沖縄に移住した後の暮らし方にどんなイメージを持っているのかということが、住みよい場所を見つける上では大切になります。理想を持ちすぎるのは失敗につながりますが、ぼんやりとしたイメージだけでも作っておくことは大切です。