
沖縄は熱帯地方であることから、本州では釣れない魚がたくさんいます。マグロの漁獲量も全国3位で、たくさんの沖縄県民が釣りを楽しんでいます。沖釣りからフカセ釣りまで、様々な魚を釣ることが出来るので、これから釣りを始める人も注目!
沖縄で釣りをするとき、視力が良いと魚を見つけられる?!
沖縄の海は透明度がとても高く、海底の砂が白に対して多くの魚はカラフルです。そのため沖に出て船の上から海を覗くと、視力の良い人は魚を見つけることが出来ます。

その様子を眺めているだけでも楽しそうですが、狙いが確認できた方が多くの魚を釣ることが出来ます。これから海釣りに行く際は、ぜひ海をじーっと覗いてみてください!
沖縄三大高級魚!アカジンミーバイ(スジアラ)
秋から初夏にかけての涼しい時期に釣ることが出来る、アカジンミーバイ。沖縄の三大高級魚の一種で、究極の美味!年間を通して美味しい味を楽しむことが出来ます。体長1mほどと大きめの魚で、赤色に赤褐色の斑点が特徴的です。
沖釣り:サンゴ礁外縁に生息
煮付けにぴったり!オジサン!
名前にびっくりですが、煮付けにすると最高に美味しいオジサン。名前の由来はアゴにヒゲが生えているからだとか…。
体長は25cm~30㎝ほど。比較的釣りやすく、沖縄の釣り人には馴染み深い魚です。
リーフ又は漁港:浅いところではスプーン、深いところはウキ釣りがおすすめ。
冬には大型も狙える!アオリイカ!
9月~10月に多く釣ることが出来ますが、小さいものが多いです。11月~3月は大型のものを釣れるため、釣りを楽しみたい!人におすすめ!
刺身はもちろんのこと、アオリイカは様々な方法で味を楽しむことが出来る万能?の種類です。捌くのに少々手間取るかもしれませんが、ぜひとも釣ってほしい一種!
エギングで釣ることが可能
見た目はまずそう…でも最高の味!イラブチャー
鮮やかなブルーの体色はとても食べる気になれませんが、実はとっても美味しいイラブチャー。体長は25cmと小型のものから1m超えの大きなものまで様々で、年間を通して釣ることが出来ます。
沖縄ではから揚げにして食べることが多く、イラブチャーのから揚げをおつまみにオリオンビールなんて…最高です!
漁港でウキ釣り
から揚げにも天ぷらにも!万能の美味しさ!グルクン(たかさご)
薄い赤色の体色に、黄色のような黄土色のような線が2本入っているのが特徴的。尾の先っぽに黒い斑点があり、ニセタカサゴによく似ています。
体長は30cm前後で、沖縄では「安くて美味しい魚」として知られています。本州ではあまり見かけず、好んで食べているのは沖縄だけかも?
沿岸のサンゴ礁、岩礁域
沖縄で釣れる魚をコンプリートしよう!
今回紹介した以外にも、タマン・ガーラ・チヌマン・カーエー・チン・ヤマトビー・ミーバイ(細かく分けるとたくさん種類がいます。)などなど、たくさんの種類の魚がいます。
また沖縄の離島の海辺ではヤシガニに出会う事も。ヤシガニのハサミはとっても鋭利なため、捕まえるときは後ろから身体を掴む感じがおすすめです。
多くの魚は沖縄の気候に合う熱帯魚のため、美味しく食べられるものと「ちょっとこれは…」というものがいるので、調理方法や味を調べてから狙いを決めた方がよさそうです。

そして守ってほしいことが1つ!
釣りを楽しめるのはたくさんの魚がいるからです。持ち帰るのは食べる分だけ!たくさん獲ればいいというものではないので、あまりにも小さかったり美味しく食べれないものはリリースしましょう。
ゴミは持ち帰って、深夜や暗い時間に行う際はライトを持参して十分に気を付けて釣りをしてください。楽しく有難く!釣りで沖縄の魚をコンプリートしましょう!